さくら薬局グループは処方箋受付・在宅訪問・一般薬販売と地域密着の「かかりつけ薬局」として大阪府南部に5店舗展開

Last Update 2010.8.6



医薬分業をご理解いただくために

医薬分業とは、病気になり医師の診断を受けた際に、病院・診療所で薬をもらう代わりに処方せんをもらう方式の事を言います。処方せんには薬の種類、使い方が書いてあります。その処方せんを持って街の保険薬局に参りますと、薬剤師が書かれている薬の量やのみ合わせ等をチェックの上、調剤します。皆様方には、処方せんと引き換えに薬が渡されます。

医療の高度化と共に機能分化が進み、現在の医療には様々な専門分野があり、それぞれの専門家が努力し、協力し合うことでよりよい医療の提供が図られています。

この「医薬分業Q&A」をご一読いただき、医薬分業を更にご理解いただければ幸いです。

Q1.「処方せん」って何ですか。

A:あなたが病気にかかって、お医者さんに行きますと、まずあなたを診察します。次に、必要ならいろいろな検査をします。その結果、治療上薬が必要となると、使う薬を選び、その量及び使い方を決めます。これを記入したものが処方せんです。処方せんを渡されたら保険薬局に持って行き、調剤してもらって下さい。

Q2.お医者さんはどうして薬をくれないで、処方せんをくれるのですか。

A:お医者さんは処方せんを出すことにより、薬の保管管理等の業務を薬剤師にまかすことができるため、診察業務にいっそう力を入れることが出来ます。その分だけ患者さんに手が回るようになり、あなたはより充実した医療を受けられるようになります。

Q3.どこのお医者さんでも、処方せんは出してもらえますか。

A:どこの病院、医院でももらえます。最近は処方せんを出すお医者さんがだんだん増えてきています。昭和50年度に比べ平成8年度では、全国の処方せん発行枚数は21倍に増えています。

Q4.薬を扱う店なら、どこでも処方せんで調剤してもらえますか。

A:調剤薬局であればどこでも調剤します。しかし、薬を扱う店でも調剤薬局でないところがありますからご注意ください。現在はほとんどが保険適用の処方せんですから、「保険薬局」、「保険調剤」「処方せん受付」などの表示の薬局であれば、どこでも調剤してもらえますので、お好きな調剤薬局にお持ち下さい。

Q5.薬局では処方せんに書いてある通りの薬を調剤してもらえますか。

A:はい。もちろんです。処方せんの通り正確に調剤します。

Q6.処方せんがなくても、以前に調剤してもらった薬をもらえますか。

A:いいえ。処方せんは、そこに書かれた数量だけしか調剤できません。その都度、診察を受けて処方せんをもらって下さい。

Q7.薬局はいつでも調剤してくれるのですか。

A:はい。処方せんの交付日を含め4日以内ならいつでも調剤します。

Q8.処方せん調剤の料金は薬局によって違うのですか。

A:保険処方せんによる調剤の料金は国で定められていて基本的には全国どこでも同じですが、薬局の規模や調剤サービスの内容によって若干の違いが生じてくる場合もあります。

Q9.病院や医院でかかった医療費は医療費控除の対象になりますが、薬局で調剤してもらった分はどうなりますか。

A:病院や医院に支払った医療費と同じく、薬局で調剤してもらい支払った分も医療費控除の対象になります。薬局では、調剤の際患者負担金がある場合は領収書をお渡ししていますので、大切に保管しておいて下さい。

Q10.処方せんは代理の者が持って行っても調剤してもらえますか。

A:処方せんがあれば、ご本人でなくてもかまいません。患者さんはお宅でお休みになり、ご家族などが処方せんをお持ちになっても、調剤が受けられます。

Q11.薬局では、処方せんに書かれた薬について説明してくれますか。

A:はい。薬を安心して使っていただくために、使用方法や保管方法など説明は充分いたします。薬について疑問がありましたら薬局の薬剤師にお問い合わせ下さい。

Q12.処方せんをもらうと、薬局に行く手間が増えめんどうですね。

A:手間が増えることは事実です。しかし、お医者さんに行く途中には、何軒か薬局があると思います。どこでもあなたの都合のよい薬局で調剤してもらって下さい。もし、他に用事があって忙しい場合には処方せんを薬局に預けておき、都合のよいときに薬をもらいに行くこともできます。

Q13.医薬分業が行われると、どんな利点がありますか。

A:医薬分業を実施することの利点としては主として次のことがあげられます。①薬の専門家である薬剤師が医薬品を管理、試験をすることでその安全性及び有効性の一層の確保が期待できること。②医師と薬剤師の間で相互チェックが行われることにより配合禁忌や誤薬等の事故が防止できること。③医薬品の効能効果、副作用等に関する情報交換等を通じてより安全性の高い投薬が期待できること。④医療機関においても、医師・歯科医師が診断、治療に専念することができ医療がより充実することが期待されること。

Q14.家で寝たきり療養中のおじいちゃんの場合などに、薬局の薬剤師が訪問して薬の説明や服薬のアドバイス等を行ってくれると聞いたのですが。

A:はい。これは平成6年10月から医療保険の中に取り入れられた制度です。処方せんによるお医者さんからの指示・要請があれば、薬局の薬剤師が患者さんのお宅まで薬をお届けし、必要なアドバイスを行ったり、薬に関するご相談にも応じます。お宅の近くの薬局をあなたの「かかりつけ薬局」に決めておけば、こんな面でも便利で安心です。

Q15.処方せんを薬局に持って行くと、調剤する前にいろいろ聞かれたりすることがありますが、何故ですか。

A:安心して薬を使用していただくために、薬剤師は処方せんを受け付けると、まず患者さんから必要な情報をお聞きします。処方された薬と同じ成分の薬で過去に副作用やアレルギーが起こったことはないか、他に薬を使用していないかなどをお聞きし、アレルギーの心配がないか、他の薬と一緒に使用して大丈夫かなどを判断して調剤します。なお、一度お聞きした事項は薬局で記録しておき、次回あなたが処方せんをお持ちになったときに役立てています。

Q16.処方せんを薬局に持って行くと、処方せんだけでなくカルテのようなものやコンピュータの画面などを見ながら調剤していることがありますが、何故ですか。

A:お医者さんが患者さんの診断治療のためにカルテを役立てているように、薬局では患者さんの体質や薬のアレルギー歴、どんな薬をいつごろ使用したか、患者さんへの指導内容などを記録し、その記録(薬歴簿)と処方せんを照らし合わせたり、患者さんに質問して安全かつ有効に使用できるよう点検した上で調剤しています。ご家庭でかかりつけの薬局を決めておくと、あなたやご家族の使用される薬(1カ所の病院または医院から出される薬だけでなく、2カ所以上の医療機関から出される薬あるいは大衆薬など)の重複や相互作用チェックなどができ、より安全なくすりの使用が確保されます。

Q17.薬局で調剤してもらうと、薬の名称や効能・効果などを説明した紙をもらうことがありますが、何故ですか。

A:この文書は調剤された薬に関する情報を患者さんに提供することによってお薬が安全、有効に用いられるよう必要な事項を記載したものです。薬の名称、形や色、用法・用量、効能・効果のほか、食事、飲物を取る上での注意、保管取扱い上の注意、服用上特に留意すべき事項などがかかれていますので、服用の際にはよく確認して下さい。

Q18.医薬分業はいつ頃から行われ、現在はどの程度進んでいるのですか。

A:医薬分業は、世界の先進国ではほとんどの国が実施しており長い歴史を持っております。わが国の医薬分業制度は、昭和31年4月「医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律」が施行されたことにより、法律上で制度化されました。ところが、日本の医療のあり方は漢方医の流れの内に、西洋医学が取り入れられ、医師が診察と投薬することが習慣として定着して参りましたので、分業が制度化されたものの、なかなか進みませんでした。しかし近年になり医薬分業は急速に普及し、時代の流れと共に医師等の医療関係者や一般の方々の間でも関心が高まってきています。


(日本薬剤師会 資料抜粋)



Copyright 2004-2010 Sakura Dispensing Pharmacy All Rights Reserved.
ホームページ制作 Webシステム開発